簡単ではない病院経営

医療業界で働く医師や看護師などは一般的に見れば給料が高い、というイメージがあり実際にそれは間違ってはいないです。
医師の平均年収は1000万円を超えますし、看護師も女性が9割の職業ではありますが年収は500万円近くになります。数字だけ見れば羨ましい限りですが、それはその分の労働をしているということで実際に仕事内容を見てみるとむしろこれでも見合っていないと思えるほど、医師や看護師の労働量はすさまじいものがあります。
しかし、一方で意外な話なのですが病院経営は赤字のところがほとんどなのです。特に国から補助金が出ている国立病院や市立病院などは7割以上が経営的には赤字だと言われています。これも診療点数が低いことで病院、国側の負担が大きいことや、言ってみればいくら頭がよくて医師として優秀でも、経営者として優秀なのかどうかは別問題、ということが言えると思います。また国立病院などでは国からの補助金があるということで黒字にしなくても経営が成り立ってしまうことも要因として上げられます。対して私立病院や個人開業のクリニックなどではこうした補助金などはアテに出来ないので逆に7割以上が黒字経営だと言われています。病院といっても商売となるので、当然ですが商売は利益を出さねばやっていけません。個人で開業する医師は医師として1人立ち出来る能力だけでなく、こうした経営能力もなくてはなりません。税金を支払っているのは全国民ですから、その税金を使っている以上無駄を省き経営黒字になるところが多くなることを願うばかりです。

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